10.その夜
この日はあきらめも早かった。
これぐらい雲が厚いと逆にあきらめもつきやすい。

まったく変わる様子の無い空に疲れも出て、食事後しばらくして寝てしまう。起きたら1時過ぎだった気がする。

むくむくと起きだしてみたが、さすがにみんな眠っているようだ。この天気ではみんな同じ気持ちだったらしい。しばらく誰もいないオーロラロッジのロビーで備え付けのビデオなど眺めていたが、なんとなくメインロッジの方に出かけてみた。だがメインロッジは閉まっていて、あきらめて戻ろうとしたら、中からドアが開いた。こちらで寝泊りしているダスティンが起きていて開けてくれたのだ。

ダスティンは明日フェアバンクスに戻るので、その準備でもしていたのだろうか、せっかくなのでしばらくダスティンと話し込んだ。
8.なつかしのベテルス
1月2日、ベテルスは曇り、それはもう見事に曇り。
昼過ぎにフェアバンクスの空港を飛び立ったセスナは順調に飛行を続けた。途中アラケットという集落で一度着陸した後、再び離陸、後しばらく飛んで無事ベテルスの村に着陸した。

この日の宿泊客はわれわれを含めて男性4人の女性3人。男2人組と女性2人組みに常連さんの女性1人。すべて日本人だ。ロッジのスタッフの顔ぶれも1年足らずのうちにかなり変わっていた。料理を作ってくれていたカレンさんは寒さが嫌になったのか、南に移っていったというし、昨年世話を焼いてくれた日本人Gさんは、今冬は盛岡の実家で家の手伝いだそうな。近くの小学校で教えていたMさんも無事期間を終えて日本に帰ったそうだ。

去る人があれば来る人があるというわけで、今回僕たちを主に世話してくれたのは、ダスティンというクリスマス休暇だけこのロッジの手伝いをしているアラスカ大学の学生と、ピートというコロラド州だか出身のがたいのいいおじさんだ。ダスティンは宣教師として1年ほど日本にいたことがあるので、まずまず日本語が話せるのだ。

ベテルスはやっぱりベテルスだった。
オーロラの村として有名だけど、この村の良いところはそれだけじゃない。
人口わずか50人ちょっとのちっぽけな村は今回も温かく僕たちを迎えてくれた。
世界の果ての理想郷。
そんなベテルスの村をちょっと散歩してみないかい?
9.パソコンから
アラスカはかなりパソコンの普及率が高い。このロッジの食堂の一隅にも、前には無かったパソコンが設置されていた。ちなみに裏の事務所に狭い一室にも設置してあったし、オーナーのダンはきっと個人用のも持ってるだろうしと考えると、何台もあるんだろうと思う。JESさんはさっそく日本語をインストールしている。自分のHPを見てちょっと感動。他にわれわれがもっぱら見るのは天気予報だ。

31日、1日と天気が良くてオーロラが見れたらしい。チェナでは雲のために涙をのんだが、やはりこことフェアバンクスではだいぶ天気が違うらしい。

逆に今日は曇り。これはかなり厚そうだ。

こんなセスナでやってきました

空港からロッジへは、わずか30秒
食堂片隅のパソコン

天気予報を心配する日本人たち

暗いよ〜怖いよ〜

オーロラロッジの裏口



アラスカの旅2
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