20.最後の観測夜
最後の観測夜。最後にふさわしい豪快なやつを期待する。今日は昨日に比べれば晴れている。しかし2日目のときのような抜けるような晴天からは程遠い。

それでもひとそろえ星も見えている。これならなんとか大丈夫そうだ。夕食後はそのままスタンバイに入った。

おばさん連中もロッジの前で行われるキャンプファイヤーにあわせてぞろぞろ出てきた。出なくてもそれほど気にしていないようだ。楽しそうに火にあたっている。

オーロラ・・・でない。9時、10時、11時と無情に時間だけが過ぎていく。0時過ぎにはでかけていたGさんが戻ってきた。現地の友人と飲んでたそうだ。ただ酔っ払ってるのか一旦部屋に撤退してしまった。

もうちょっとちゃんと撮れたのは無いのか!

21.限り無い静寂の中で
今日はダメかもしれないと思い始めた2時過ぎ、ようやく空が動き出した。Sさんの奥さんが「出てる出てる!!」とロッジに駆け込んできた。ぞろぞろと外に出ると、空に一条の筋が。

少し曇り加減ながらも、そこから消滅−出現の連続運動がはじまった。部屋に戻っていたGさんもカメラ持って出てきた。昨日よりはだいぶ程度がいい。出現場所はあまり動かないがカーテンの動きもはっきり見える。果てしない静寂の中でオーロラを追いかける自分のせわしない息の音だけがしていた。

この後小規模な出現がずっと続いていたが、爆発まではいかなかった。この日のオーロラはオーロラ・クリーク・ロッジで見たオーロラには比べるべくも無い出来だったが、それでも最後としてはまずまずだったと思う。なんだかんだ言って、5日間の観測日のうち4日までは見れているのだから、運が良かったと言うべきだろう。ジリ貧傾向はちょっと残念だったが、また来ればいいのだ。

4時半頃就寝。そして最後の夜が終わった。 

オーロラが重なった感じで不思議

22.去る日
ベテルスを発つ日が来た。
 
部屋の片付けが終わったらすることも無かったので村内を散歩して風景をカメラにおさめた。本当に物語のような小さい村だ。いつかまた戻ってきたいという思う。
 
オーロラにひかれてアラスカに戻ってくる人は多い。だがオーロラだけでは無いのだ。ここで過ごすそれ以外の時間も非常に魅力的なのだ。自分で体験してよくわかった。
 
時間は過ぎていく。Gさんいわく「時間どおりに飛んだことなんて一度も無い」飛行機は、今日もやはり2時間遅れた。時間は16:30頃。もう一泊するSさん夫妻が見送ってくれた。ベテルスの晴れた空、いろんな思いを残しながらセスナはついにとびたった。

セスナ機

ちょっとビートルズはいってる?



アラスカ・オーロラ旅行記

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