HOME>ボルネオ編1

≪BACK NEXT≫
ボルネオ島(2005年11月3日(木)〜2005年11月7日(月))
1.行程
今回は行き先を決めたのが発券期限ぎりぎりの出発3日前。そのまま「歩き方」を買ってきて一気に決めた。現地ツアーをフルに使ったが、実質4日の行程ならまぁまぁこんなものだと思う。                              

11月3日(木) 成田→コタキナバル 到着後ホテル
         (タン・ダイナスティ・ホテル)
11月4日(金) コタキナバル→サンダカン 
        セピロク オランウータン保護センター
        スカウ・リバークルーズ(スカウ泊)
11月5日(土) スカウ→サンダカン(船)
        サンダカン→セリンガン島(タートル・アイランド) 
        昼 シュノーケリング
        夜 ウミガメの産卵を見学
11月6日(日)−7日(月) 帰国
        セリンガン島→サンダカン
        サンダカン→コタキナバル(空路)
        着後 コタキナバル散策
        深夜 コタキナバル→成田(早朝着)
  
 
2.ボルネオ島は
グリーンランド、ニューギニア島に次いで世界第3位の面積を持つボルネオ島は1/3ぐらいがマレーシア(とブルネイ)で、残りがインドネシア。第2次大戦中は日本軍が占領していたのでご年配には感慨深いかも。首狩族と呼ばれるダヤック人がいるのもこの島。

山がちの地形で熱帯雨林気候。東南アジア最高峰のキナバル山(4095m)をはじめかなりの部分がでジャングルに覆われている(いたと言った方がいいのかもしれない)。おかげで野生動物の宝庫でオランウータンやテングザル、世界最大の花ラフレシアなど珍しい動植物も多数存在。ゾウやトラもいる。最近伐採で熱帯雨林がものすごい勢いで減少してきており、早急な対策が望まれるところ。もっともその加工品を大量に輸入している日本が知らん顔をしていてはダメなのだけど。石油、石炭、ダイアモンド、すずといった天然資源も豊富。

開けているのはマレーシア側で、サバ州の州都コタキナバルは日本からの直行便もある。豊かな観光資源をめあてに、最近急速に環境整備が進んでいて、美しい海を利用したビーチリゾート開発も進んでいる。シパダン島をはじめ世界有数のダイビングスポットもある。大手のホテルチェーンも進出してきてどんどん便利になる一方で昔ながらの良さが失われていくと現地人はなげく。

豊富な天然資源(石油天然ガス)に頼ったバブリーな国がマレーシア側の一角にあるブルネイ。イギリスから独立して20年弱。面積は三重県ぐらいで人口40万人弱。所得税が無いというとってもうらやましい国。

インドネシア側(インドネシアではボルネオ島と呼ばずカリマンタン島という)の情報が少ないのでよくわからないが、バンジャルマシンやバリクパパンといった大きな街があるもののアクセスは不便。インドネシアの不安定なお国事情もあり、あまり観光開発は進んでいない模様。
3.旅にあたってのいろんなデータ
1.アクセス
アクセスは思いのほか良好。クアラルンプール経由なら毎日飛んでるし、マレーシア航空のコタキナバル直行便も成田から週3便、関西から週2便飛んでいる。飛行時間も5時間半程度と比較的近い。ちなみにマレーシア航空は6時間足らずの飛行でもエコノミーにもモニターがついてるし、飛行もまずまずで意外に良い。映画もちゃんと金かけて最新の話題作を入れていた。
コタキナバルの空港から市内までは、少し距離があって、タクシーを空港のカウンターで頼むと17RM(2005/11現在)かかる。

2.通貨
マレーシア・リンギット(1RM=30円ぐらい)

3.ホテル
1万円も出すとかなり豪華な宿に泊まれる。
僕が泊まったタン・ダイナスティは4000円ちょっとで個性の無い大型ホテルだったが、NYで泊まった22000円のホテルよりずっと良かった。

3.ビザ
3ヶ月以内なら不要

4.島内交通
タクシーが便利だが、メーター制では無く交渉制。サンダカンへは飛行機で1時間弱。便数も日に5〜6便あった気がする。

5.病気
熱帯性の気候なので、一般的名伝染病には注意。蚊が媒介するマラリアとデング熱にも注意が必要。



色の濃さでマラリア危険度を表示。基本的に都市部と沿岸部は大丈夫だそうな。奥地に行かなければ大丈夫らしいけど、残念ながらスカウはその奥地にあたるかも・・・。

4.今回おとずれたところ
1.セピロック・オランウータン・リハビリテーション・センター
野生のオランウータンというのはボルネオ島に行ってもなかなか見られるもんでは無いのである。ここはもともとペットだったり、母親と別れたりしたオランウータンを保護して野生に還すべく努めているセンター。といってもオリのある動物園では無く、野生に近い環境で見られるので人気がある。サンダカンまで来る人はほとんどの人が立寄るでしょう。僕が行った時は一頭目が人間の歩道を悠然と歩いて現れたのでびっくり。なんかオランウータンが人間を見物してるみたい。

2.スカウ・リバークルーズ
サンダカンでボートに乗り込み、いったん海に出たあと、キナバタンガン川を延々さかのぼっていく。両側の森ではテングザルやカニクイザルなどが見られる(ちょっと遠いが)。リバー・サファリといった感じ。スカウ村で小船に乗り換え、支流に入っていく。すごく運がよければゾウも見られるらしい。天気が良ければ快適なクルーズで意外に飽きなかった。村のロッジは蚊が多いので虫除けは必須。夜はスカートみたいな民族衣装をつけないといけないので、ちょっと恥ずかしい。電力が十分では無いので、部屋はすごく暗かった。さすがのボーダフォン携帯もここじゃ通じません。

3.タートル・アイランズ公園
1年を通してほぼ毎日海カメの産卵が見られるところ。WWFも世界一のお墨付き与えてるらしい。小さな3つの島をあわせて1つの公園だが、観光客が訪れることが出来るのはセリンガン島のみ。宿泊施設がある。昼間はきれいなビーチで思う存分シュノーケリング、夜は海がめが来るのを待つ。夜は個人で勝手に海に出るのは禁止。毎日産卵があれば毎日子供が孵化するわけで、子ガメの放流にも立ち会うことができる。子ガメはちっこくてさわらせてもくれるので子供には特にオススメ。ここもちっこい蚊が多かったなぁ。写真は少しお金を払えば撮らせてくれるが何となくそんな気にならずに止めました。出産ってやっぱり神聖な行為だと思うし。総合評価ではかなりポイント高いところだと思う。

4.コタキナバル
着いた日と帰国日に半日ぐらい歩いたけど、土砂降りだったので、イマイチ印象が・・・。大きなショッピングセンターがいくつかある。フィリピノ・マーケットがみやげ物買うのに便利だと聞いたが何せ土砂降り。次回ゆっくり周りたいもんです。

Malaysian Borneo
≪BACK NEXT≫
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送