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ブルガリア、ルーマニア 2007年9月8日(土)〜2007年9月17日(月)
3.総合
 思ったより旅しづらかった。疲れた。
 今回は写真はあんまり撮らなかった。HPをあんまり意識しないようになって、あるべき旅の姿に戻りつつあるということかなぁ。まぁ写真がコミュニケーションのツールとしてあんまり使える状況で無かったのも大きいかも。

 とにかく、日本人を見かけない。特にブルガリアでは最初から最後まで一人の日本人旅行者とも会わなかった(アジア系はわずかにいた)。ルーマニアはもう少しマシで、ドラキュラゆかりのブラン城やブラショフにはそれなりにいた。そういう意味ではルーマニアの方が日本に近い存在なのかも。

 両方の国とも民主化してほんとに良い国になってるのかねぇ。どちらの国も民主化して15年ぐらい経った。特にルーマニアは革命が起こり、たくさんの血でつかみとった民主化なのだが、今の両国ってそんなに上手くいってるんだろうか。
 ブルガリアで会った人は、「生活はそんなに変わってない。とにかく物価が上がってしんどい。今年1月のEU加盟に続き、通貨もユーロに統合(2009年かな?)されれば物価は2倍になる。」と言っていた。

 ブルガリア、ルーマニアは「地球の歩き方」でも一冊に扱われているが、両国はそんなに仲が良くないのかもしれない。陸路の越境定期便は事実上すべてブルガリア北端の街ルセを通らないといけない(ソフィア−ブカレスト空路便も思ったより少ない感じ)。これでだいぶ行動に制約を食らった。オスマン・トルコからの解放以降、戦争に負けっぱなしのブルガリアと、対外的には美味しいとこ取り感のあるルーマニア、国の感情は当事者にしかわからんということか。ちなみに「地球の歩き方 ブルガリア、ルーマニア編(2007年〜2008年版)」は誤植も多く、地図等の情報も少なく(ここ1番に無い)、ポイントの説明もどこか中途半端。旅行者の視点がだいぶ欠けてる気がする。作りこまれて無い感が強い。

 あまり良くないと言われる治安については、だいぶ改善されているのでは無いかと思う。特に悪いと言われるブカレストのノルド駅周辺もそんなに緊張感を感じ無かった。今までいろんなところを旅してきた中で、今回、ここがスペシャル・デインジャラスだと思うようなことは全く無かった。

(1)ブルガリア
 ブルガリアが自身初のキリル文字圏。思った以上に手を焼いた。中途半端にアルファベットに似ているが読み方が全く違う。しかも観光客に優しく無い国で、街の表示類にアルファベット表記は全くといっていいほど無いし、英語を話す人も極めて少ない。
 電車は遅くて使いづらいという情報をもとに、移動はおもにバスを使ったが、これもわかりづらかった。街には必ず2〜4つぐらいのバス・ターミナルがあり、英語がわからないこともあって、どこ行きのバスがどのターミナルから出ているか行ってみないとわからない。また目的地に着いてもどこのバス・ターミナルに着いたのかわからない。トルコのシステムに似てると思ったけど、トルコのオトガルはだいたい1箇所だったし、使い勝手がだいぶ違った。
 食事が美味かった。たまたま入った店が美味かっただけなもかもしれないが、あまり期待していなかっただけにうれしい収穫。黒海の魚もいけた。ヨーグルトはやっぱり言うだけのことはあるようだ(笑)。ちなみに日本のヨーグルトは甘くてびっくり!とは現地の人の言。
 現地の人には黒海のリゾートにあこがれがあるよう。まぁ、日本人が沖縄にあこがれるようなもんか。その勧めを受けて中央ルートをやめて海まで出てみたが、旅の途中に海を見るのは悪くなかった。黒海はそんなにきれいな海では無かったが、風がとても気持ちよかった。

(2)ルーマニア
 ルーマニアはもっと人情あふれる国かと期待していたのだが、観光地しか周っていないせいか、あまりぱっとしたものを感じなかった。本来東欧圏の人はプライドが高いし(まぁヨーロッパ人全部そうだが)、資本主義は人を冷たくするのかもねぇ。とにかくごまかし、ぼったくりは多い。物価についても「歩き方」の最新版からまだそんなに時間が経ってないと思うのだが、紹介されている値段のほとんどは上がっていた。変わってなかったのは地下鉄の2RON ぐらいかなぁ。チャウシェスクの野望の極地を見ていると、革命は当然だったと思うが、まぁ、資本主義が(全く)万能では無いのも日本人としてよくわかってることだ。
 人はともかく、ルーマニアの大地は格別の思いを抱けるところだと思う。果てしなく続くワラキア平原、深い森に包まれたトランシルヴァニア地方。どちらもが恐ろしく魅力的。トランシルバニアはちょっとスコットランドあたりの雰囲気と似てるのかもと思ったり、って行った事は無いんだけども。ネイチャー系の人ならきっと住んでみたいと思うはず。
 ブルガリアを旅した後だと、ルーマニアはラテン語圏のアルファベット表記で随分わかりやすい。この国は電車の方が使いやすいが、基幹路線でも「歩き方」に書かれてるほど本数は無い気がする。まぁ先進国を旅するようなわけにはいかんよね。この国はどういうわけか、観光地でも公営のインフォメーション・デスクがほとんど無く、一応、地図に表示にあったインフォメーションに行ってみたりもしたが、どこもなめきった態度で、印象を悪くするだけ。あれなら無いほうがいい。ブルガリアはそこそこちゃんとしてたけども。
 食事はこちらの方は予想通りの土着料理。こちらも入った店のせいかもしれないが、味が濃くてどうもイマイチ。ブルガリアの後ではややがっかり。

 観光ネタ的には両国ともクロアチアあたりと比べるとやっぱり落ちる。特にブルガリアはネタ的にちょっと辛い気もする。バラの季節にバラの谷という切り札は持ってるけど。ルーマニアも見所という点ではそこそこだが、あの魅力的な大地自体が強力だ。あとは活かし方次第だね。
Romania and Republic of Bulgaria 2007年9月8日(土)〜2007年9月17日(月)
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