1.アルノ川の向こうへ
最終日も夜7時ごろの飛行機なので、午前中ぐらいは十分見て周る時間がある。2晩利用したホテルをチェックアウト。やっぱ高いホテルは快適快適。朝食もかなり豪華だった。出発まで荷物をあずかってもらうことにして、軽装で街に出た。
この日も曇天で、寒かった。今日は今まで行ってなかった川向こうに行ってみることにした。川向こうの目玉といえばやはりピッティ宮(とその一連の施設)。歴代トスカーナ大公が住んでいた宮殿で、とにかくやたらとでかい。庭園や要塞あたりまで見てると到底1日では周りきれない。

ピッティ宮
街の風景
2.パラティーナ美術館
ここではメディチ家ゆかりの美術品を展示しているパラティーナ美術館に的を絞った。ここもかなりの収蔵量である。傾向はウッフィツィなんかと変わることは無くルネッサンス絵画が多いし、質的に他の美術館が他と比べて特別素晴らしかったというわけでも無いのだが、2つ3つ周っているうちに、ルネッサンス絵画にもあたりがついてきたのだろうか?ぼやけていたものがだんだん焦点を結び始めたようだ。おかげでここはだいぶ余裕を持って周ることができた。残念ながら日本には絶対数が少ないので、こうやって慣れても次回見るときはまた元の黙阿弥になってるかもしれないけど。
美術館には絵画以外に豪華な調度品もかざってあったけど、成金趣味には興味なし。そうそうに通り過ぎた。
4.帰るとき
やっぱり早い、あっという間に帰る時間が来てしまう。やっぱりピザを食べて、少しみやげ物を物色して、あとはひたすら歩きまわった。観光ルートをはずれた方が街の姿を捉えやすいのは当たり前のこと。
最後はホテルに戻って荷物をピックアップ。相変わらず堅苦しくない愛想の良さで、なかなか良いホテルだ。ただ、高いので今度来てもたぶん利用できないだろうけど。
ドォーモのあたりは相変わらず人でにぎわっていた。日本人もたくさんいたし、中には着いたばかりのような雰囲気の人もいた。残念ながらこちらは一足先に失礼だ。来たときと同じ停留所からバスに乗り空港へ。後は特に語ることも無い。きわめてスムーズに帰宅まで流れていった。翌日はもちろんかなりつかれきってたけどね。
ドォーモの夕暮れ




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ピッティ宮の内部
3.フィレンツェという街
ピッティ宮の後は街に戻り、行ってないところを含めて歩き回った。天気は曇天だが雨が降ってないのが救い。駅の近くまで足を伸ばす。今回の旅はあまり計画性無く周ったのでメディチ家礼拝堂やヴェッキオ宮などの有名どころはおとしてしまった。でもまぁ名所周るだけが旅の醍醐味じゃないしね。フィレンツェは保存が徹底してるので、よくある都会風景の中に突然中世の建物が現れてどうしようもない違和感を感じるのではなく、街全体で中世を感じることができる。悪く言えば巨大なテーマパークだが、実際に歩いてみてそんなふうな言葉では片付けられないしっかり根付いたものが感じられた。やはり世界的な人気都市であるには理由があるのだ。
3.3月7日

イタリア 〜フィレンツェ〜

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