9.マスクカツオドリ
MASKED BOOBY
全長 80cm
翼開長 152cm
個体数 100,000
分布 バルトラ、セイモア、ラビダ、プラサ以外
ガラパゴの話
カツオドリの中では一番大きいんじゃ。顔の黒い部分がマスクをつけているように見えるもんで、こんな名前がついたんじゃな。他のカツオドリにくらべるとちょっと印象がうすいが、白い色はとてもあざやかできれいじゃぞ。わりとどこにでもいるので、すぐに慣れてしまうがな。崖近くや地上に巣を作ることが多いんじゃ。

見た目はきれいじゃが、なかなか残酷なところがあるんじゃ。「兄弟殺し」というやつじゃな。母鳥は一度に2個の卵を産むんじゃが、孵ったヒナのうち強い方(先に生まれた方)が弱い方を巣から追い出してしまうんじゃ。おまけに親鳥も追い出された方には知らん顔。厳しい世界なんじゃ。この諸島もちょっと見ただけでは楽園に見えるかもしれんが、厳しい生存競争はどこでもおこなわれてるんじゃ。
求愛行動
ヒナ鳥
ヒナ鳥
ヒナ鳥
ヒナ鳥
エスパニョーラ島にて
すべてジェノベサ島かエスパニョーラ島にて撮影
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ガラパゴのいた島で ーガラパゴス動物記ー



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