@ プリンスフィリップステップ
  目がさめたらジェノベサ島。一番ぐっすり眠ったおかげで船酔いはきれいに無くなっていた。クルーズの行程は朝が重要。というわけで朝飯前にプリンス・フィリップ・ステップに上陸してトレッキング。1960年代にイギリスのフィリップ王子だかがここに来たもんでこんな名前がついてるらしい。もともと鳥の楽園として名高いジェノベサ島だが、一歩上陸してみれば、すぐにそれがウソで無いことがわかる。

喉のところの赤い袋がとてもインパクトでかいグンカンドリはとても珍しい鳥だと思ってたが、ここには掃いて捨てるほどいる。そして木の上にはアカアシカツオドリが巣を作ってる。実はこの時点で思い違いをしていた。アオアシカツオドリの方がレア度が高いと思ってのだ。アカアシの写真なんていつでも撮れると思って、見た目インパクトのでかいグンカンドリに目を奪われていた。でも確実にアカアシを見るならこの島しか無かったのだ。アオアシは嫌になるぐらい見られたねぇ。後で気づいて慌てたが後の祭り。数のわりに印象薄いマスクカツオドリもたくさん。ちょうど繁殖期で雛鳥がたくさん。
A 人なつっこい鳥
  ふっと脇を見るとスズメのような、でもそれより一回りは大きそうな鳥がつがいでこっちを見てる。ガラパゴスマネシツグミだ。人懐っこい鳥で、人間様についてまわるのが趣味らしい。でも、近くまで寄ってきても基本的に人間様に留まったりはしない。

と、ボリバーが突然ペットボトル片手にマネシツグミに向かってちょっかいを出し始めた。見る間も無く、ツグミはボリバーの手にのっかってしまった。ペットボトルの水を欲しがる習性を上手く利用したらしい。そのまま、腕渡し状態で、ヴァージにパス。ヴァージは大喜びだ。

とある海側の岩場ではボリバーが意味ありげに大きな割れ目を覗きこんだ。何かを探してるようだが、すぐに見つかったようで僕達を手招きする。行ってみるとフクロウだ。ガラパゴスコミミズクと呼ばれる種類で、どうやらこの岩場付近を常宿にしてるらしい。
B ハンマーヘッドシャークが見たい
  昼頃にはシュノーケリングタイム。だいたい一日一回はこの時間がある。しかしこの日は天気がいまいち。おまけにこのあたりは岩場ゴツゴツで浅くも無い。真っ黒い色をした海に飛び込むのはちょっと勇気が要る。おまけに案の定ものすごく冷たい。

このあたりはハンマヘッドシャーク(シュモクザメ)が見られるというので、少々冷たくってもガマンガマン。あ、ハンマーヘッドっつうのは頭がこう左右に分かれてて、トンカチの頭みたいなかたちしてるやつ。昨日と違って岩場沿いにずっと泳いで移動していくんだけど、他のメンバーのスピードが速すぎる。必死になって追いかけるんだけど、全然追いつかない。海中なんて見てる場合じゃない。

ほとんど溺れかかりながらやっとこさ他メンバーに追いついたとき、少しにごった海中から突然巨大な魚の姿が浮かび上がってきた。まさにハンマーヘッドだ。それにしてもジョーズのような現れ方はやめて欲しいもんだ。いくら安全とはいえその気になれば手が触れられるようなところを泳いでいらっしゃる。背筋がぞっとしたぞ。ちなみに早すぎて写真はまったく撮れず。
C 砂浜とアシカ達
  メシ食って、しばらく船で休憩。ぶっちゃけ、この頃はまだ他のメンバーとはそれほど親しくない。だいたい英語が満足に話せないのは僕だけなのだ。おまけに昨夜はほとんど会話もせず部屋にひっこんでしまったし。ま、無理をしないということでいったん自分の部屋で一眠り。

午後はダーウィン湾に上陸。きれいな砂浜だ。上陸の仕方には普通にクツをはいて上陸するドライ・ランディングと浅瀬までいってそこからじゃぶじゃぶ歩いて上陸するウェットランディングがあるが、ここではウェットランディング。

砂浜はというと、これが見事にアシカだらけ。そこかしこで子供アシカがママのおっぱいにしゃぶりついている。砂浜の内側はグンカンドリだらけで、クツをはいて何気なく足を踏み出したら、ボリバーの厳しい声が飛んできた。はっと気づくとそこは立ち入り可能区域外だった。なんでも無いように見えるところでもウミガメの産卵区域だったりするので、注意が要るのだ。

鳥の種類は朝とさほど変わらない。グンカン、カツオドリに加えて美しいアカメカモメとシラガゴイを見た。
マレクとボリバーとヴァージ
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D 星空
  夜、船はジェノベサ島を離れ一気にイサベラ島の裏側を目指す。行程の中で一番長距離の移動になりそうだ。酔い止めの薬が効いているのか今日は大丈夫。れいによってブリーフィング・タイムの後にディナー。残念ながら食欲は戻ってない。こういうときは日本食が恋しい。

メンバーの会話は早すぎてさっぱりわからないので、とりあえず適当にうなずいておく。最初から覚悟していることなので、あまり気にしないことにする。

食後は船首にあるみんなの溜り場に行ってみんなで星を見た。そういうことしてるうちに、上手く話せなくても少しずつなじんでいけるものだ。

星はすばらしくきれい。揺れる船の上から眺める星があんなに感動するものだとは思わなかった。マストが揺れる先に満天の星。陸上ならいくらでもきれいな星を見たことがあるが、なんか違うのだ。上手く表現できないが、人生で最高に感動したもののうちの一つに数えられるな、あれは。もちろん南十字星もきれいに輝いていた。意外だったのは外人さんって血液型より星占いを信じてるというけど、その割に星座がわからないんだよな。ふだん見られない南十字星はともかく北斗七星やオリオン座なんてのは好き嫌いを越えた常識レベルでしょ。不思議不思議・・・
マネシツグミはけっこうでかい鳥
名物ガラパゴスオオグンカンドリ
まさに飛び移るところ
金魚みたい?
魚群は濃いよ〜
ヴァージ大活躍!
アシカを前に
みんなで休憩中
出忘れたアカアシカツオドリ
だらしねぇ・・・・
8. 旅行記
(2) 旅行記 2003年4月28日(月)
@ プリンスフィリップステップ
A 人なつっこい鳥
B ハンマーヘッドシャークが見たい
C 砂浜とアシカ達
D 星空







あの日、ガラパゴス諸島にて −ガラパゴス諸島旅行記−

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