@ フェルナンディナ島にて
  目がさめたらフェルナンディナ島。ずいぶん長距離移動したもんだ。もっともこのために大枚はたいて高いクルーズを選んだんだが。フェルナンディナ島については、ウミイグアナの大コロニーがあるということで有名。この時点でまだまとまった数のウミイグアナを見てなかった僕達の期待は嫌が上にも高まる。

濡れた岩場はとても滑りやすいので、上陸にあたって十分注意するようボリバーの指示。実際上陸してみるとほんとだ、無茶苦茶すべる。スニーカーでも危ない。さて、ウミイグアナさんはというと、すでにそこかしこに大量にいらっしゃる。そりゃもうものすごい数で岩場にへばりついてる。こいつら加減てもんを知らんのか?あまりの光景にただただあきれる。

この島は他の島に比べると比較的新しく、島の中央にはラ・クンブレ火山がどっかと腰を据えている。トレイルロードは一面溶岩地帯をずっと横切っていく。天気が良かったので火山がとてもよく見える。はい、みんなで記念撮影!

A ウミガメコロニー
  トレイル・ロードの終わりは、どう歩いたのかよくわからなかったが、入り江のように海水が入りこんでいる場所だった。よく見るとウミガメがたくさん泳いでる。手前だけかと思ったら入江全体にたくさん。マングローブの生えるこの場所は絶好の休憩場所のようだ。僕達も腰を下ろして各自好きな撮影ポイントを探して撮影にふける。あたりはとても静かでときどきシャッターの音が響き渡るようなそんな感じ。いいねぇ。少し曇り勝ちだった天気もだんだんよくなって暑くなってきた。

ウミガメはほんとにたくさんいる。浅瀬なので泳いでる姿もはっきり見える。ときどき息継ぎのために首を出す。なんとも優雅な風景だ。ここでの時間は僕も気に入ったがヴァージもかなり気に入っていたようだ。

来た道を戻り、珍しいガラパゴスコバネウやだんだん見飽きてきたウミイグアナの大群を横目に見ながらボートに戻る。他のヨットの団体もいくつか上陸してきて、だんだんにぎやかになってきていた。僕達はいったん戻って朝メシ&休息。
B ウミガメとランデブー
  昼前におなじみシュノーケリング・タイム。今日の目玉はウミイグアナとウミガメ。このあたりの海も見るからに冷たそうだったが、ウミガメと聞いては引っ込んではおれん。当然みんなもそう思ってる。

この日は、昨日ほどハードでは無くポイント付近を各自で自由に遊泳。泳ぎの上手いマレクやヴァージあたりがさっそくウミガメさんを見つけ、みなそこに集合。

僕も急いでみんなに合流して、顔を水につけた。
いた、いたいた・・・
優雅に泳いでる。
ウミガメは人間を見ても特別気にする風でもなく、マイペースで泳ぎつづける。後ろにはお供の人間達がいっぱい・・・。ウミガメさん表情が無いので嫌がってるのかどうかわからないけど、こっちが楽しいからいいのだ。

けっこうたくさんいるもんだ。4〜5匹の群れで泳いでるものもいたりして、シュノーケルを加えたまま「うぉーっ」と叫ぶ。この日のシュノーケリングは間違い無くクルーズのハイライトの一つだったねぇ。いや〜いつかまた経験してみたい。近づきすぎて大失敗だった写真も再挑戦してみたいねえ。

そうそう、このときペンギンが一羽水中をものすごい勢いでっ飛んでいった。一瞬何かわからなかったけど、陸地でのよちよち歩きが信じがたいくらい高速。びっくりした。
C 木登りライオン?
  ヨットに戻って昼メシ&休憩する。海水は凍えるほど冷たいので、熱いシャワーで生きかえる。水やお湯を気兼ね無く使えるのは、豪華クルーズの役得だ。その間にヨットはイサベラ島に移動。

イサベラ島は諸島でダントツ最大の島。僕達のクルーズは他の島を犠牲にしてこの島にずいぶん時間をかけてるけど、それでもとうてい全部はカバーしきれない。

ヨットはエリザベス湾に入って停泊。ここからパンガに乗りかえて、入り江に入っていく。今回はちょいと趣向を変えてパンガにカヌー2隻もご同行。

ボリバーがしきりと「ツリー・ライオン」という。アシカの英語名は「シー・ライオン」なので、まぁ想像つくものの、一瞬タンザニアはマニアラ湖の木登りライオンを思い出す。入り江の奥、マングローブの林の中で、ボリバーが指を指す「ツリー・ライオン」だ。指差したその先には確かに「木登りアシカ」が。木って行っても横に伸びる木だったし、ある程度予想がついてたぶんさほどインパクト無かったけども・・・。
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D 入り江の午後4時
  ユーミンをぱくってどうする(笑)
パンガのエンジンを止め、湾内を簡単なカヌーですいすい。エンジンの無いほうがより自然に近づける気がする。ん〜、自然っていいですね〜(長島調)。マングローブの茂る静かな湾内をゆっくりゆっくり進んでいく。

マングローブはウミガメたちのうってつけの休憩場所。水面からもたくさんのウミガメが見られる。ペンギンも多い。陸にあがって休んでいたり、泳いでいたり。なんかすごい幸せな気分にひたれる。

みんながヨットに戻ったところで、ヨットは北上を開始。晩飯は相変わらずあんまり食べられないが、初日のように絶不調になるわけでは無いので、ほんと助かる。

夜はやっぱり星を見る。天気はクルーズ後半に向かうにつれて、イマイチの日が多くなっていったが、幸い星空だけは毎日見ることができた。ときどき居眠りしたりしながら星を見る。う〜ん、良い気持ち(笑)
8. 旅行記
(2) 旅行記 2003年4月29日(火)
@ フェルナンディナ島にて
A ウミガメコロニー
B ウミガメとランデブー
C 木登りライオン?
D 入り江の午後4時
あきれるシド
見よ!火山じゃ
泳ぐウミガメさん
ぷは〜っ
下側からのぞいてみました
海藻を食ってます
親を探すはぐれ子ペンギン
毎日夕日
夕日マニア?
ヨットに帰るところ
普通のアシカでお茶にごす
イグアナを前にはいチーズ







あの日、ガラパゴス諸島にて −ガラパゴス諸島旅行記−

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