@ ウルビナ湾(ベイ)
  目がさめたらウルビナ湾。さっそく早朝トレッキングに上陸。

半分寝ぼけた目をこすりながら歩き始め、ほど無くすると、左側の藪の中に黄色い巨大な物体が・・・。リクイグアナだ。でかい、ウミイグアナよりだいぶでかい。色も黄色で見た目同じ祖先とは思えないほど違う。初見参のリクイグアナだが、野生のものは非常にレア度が高い。さすがイサベラ島。動物の充実度が違う。

みんなで写真を撮りまくった後、さらに移動。すると今度はゾウガメだ。ゾウガメはダーウィン研究所に行けば腐るほどいるけど、あれは動物園で見てるのと変わらない。野生のゾウガメはリクイグアナに負けないぐらいレア度が高い。このカメはまだ生まれて数ヶ月とのことですごく小さいが、すでに風格がある。野生でこんな小さいのはなかなか見られないそうでボリバーは「ラッキー」を連発してる。ゾウガメはまだちょっと思うように動けてない感じでじたばたしてるが、妙にかわいらしい。このまま無事育っていって欲しいと切に願う。

A 野生のゾウガメ
  次にあらわれたのは、再びリクイグアナだ。今度は藪の中じゃなく、トレイル・ロードの真中に巨体を横たえてる。こんなにあっさり見られるとレア度が高いことを忘れる。ま、それもそのはずで昔は諸島にうじゃうじゃいたのだ。野生化したブタに卵を食い荒らされるようになる前は・・・。

続いて今度はさっきより2まわりぐらい大きいゾウガメが出現。ボリバーいわく僕と同い年ぐらいだと言う。人間界じゃかなりオヤジ入ってるがカメ界ではまだまだ若手(軽く100歳ぐらいは生きる)。すっかり露出した砂地の上にいるので、他のトレイル客も集まっていてかなりの人気だ。

この後はリクイグアナがもう一匹。でもこの頃にはうちのメンバーも慣れてしまっていたので誰もほとんど気にもとめず通り過ぎていく。ほんと人間って現金・・・。

残念ながら、この後見たくも無いものまで見てしまった。そう野生化したヤギが食事中だったのだ。距離は離れてたけど、いわゆるヤギのイメージよりは一回り大きく、ロバぐらいのサイズはありそうな気がした。色も白じゃなくて、茶色と黒のまだらみたいな色。卵を食い散らかしてイグアナとゾウガメの減少の原因になってるだけにブタと並んで嫌われ者。
ヤギに罪は無いんだけどね・・・

かくして、このときのトレイルにはみんな大満足してヨットに戻ったのだった。眠気もとんだね〜。
B タグス・コーブ
  ヨットはそのまま少し北上。僕達は朝食の後休憩タイム。しばらくしてタグス・コーブと呼ばれる天然の入り江に停泊した。

通常はここでシュノーケリングタイムなのだが、この付近にはそれほどめぼしい生物はいないとのボリバーの説明で、シュノーケリングかカヌーかを選べ、という。意外にもみんなそろってカヌーを選択。そうみんなあの海水の冷たさには相当参ってたのだ。僕は一人でシュノーケリングをやろうかと思ったけど、やっぱりあの冷たさには相当参ってたし、一人で泳いでいて、サメでも出てきたらイヤなので、カヌーに加わった。

カヌーを漕いで湾内を周遊したけど、昨日のエリザベス湾ほど、面白くない。ペリカン始め海鳥はたくさんいるけどそんなにもの珍しいわけじゃないし、マングローブの茂った小さな狭い入り江を進むほうが全然面白い。

水面にはちょくちょくウミガメが顔を出してる。やっぱりシュノーケリングにしとくんだったかなぁとちょっと後悔。ま、でもこんなこともあるさ。
C 雄大なパノラマ
  昼飯を食って休憩をしてから、タグス・コーブに上陸。ここは昔から天然の良港だったところで、上陸した付近の岩には当時の船員がひっかいて残した船名がいろいろ残ってる。ちなみにダーウィンも寄港したそうだ。そのままトレイル・ルートをたどってほどなくダーウィン湖が姿をあらわした。ここから眺める港の風景が良いのだ。

湖を過ぎると登りのトレイルロードが続く。するとなんだか知らんが急にみんな早足で黙々と歩き始める。ここで遅れては日本男児の名がすたるとばかりに、僕もピッチをあげる。なぜこんなに早く歩くのかきっと誰にもわからなかっただろうが、とにかくあっという間に終点の小高い丘に到着してしまった。ちなみにこの傾向はなぜか翌日の行程でも再現されることになる。

丘からはダーウィン火山の雄大なパノラマが望める。さきほどのウルビナ湾はアルセド火山の山麓にあたるが、こちらは別の火山だ(各島紹介のイサベラ島の項参照)。あいにくの曇り空なのが残念。さして離れてないのだが、アルセド火山ほど植生が豊かで無いようで、ウルビナ湾で見た珍しい動物は全く見かけなかった。あ、飛べない鳥、ガラパゴスコバネウはいたけどね。
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D クジラはどこだ?
  再びパンガに乗船。でも直接ヨットには戻らず、沿岸沿いを岩場沿いに北上して海鳥の観察。このあたりほんとうにたくさんの海鳥がいる。ペリカンやアオアシカツオドリが多い。この他ペンギンもわりとたくさんいるし、アシカもいたなぁ。強引に岩の隙間に入って行ったりしてスリリング。一周りしてヨットに戻ってきたら、われらがアルタ号は初日以来の帆を張っていた。全開じゃなかったけど、やっぱり美しい。ほれぼれする。

ヨットに戻ったところで再び北上開始。ここで一つお楽しみがあった。このあたりの海域はよくクジラが通るそうで、運が良ければ見られるとのこと。みんな必死になって海面に目を凝らす。でも潮を吹いてる様子は全く無し。結局大きいのは見られなかった。でもその代わりイルカの群れをみることができた。イルカだって立派なクジラの仲間だもんね。

夜はいつもどおりブリーフィングの後ディナー。その後みんなで星を見る。後半に行くにつれて天気のぱっとしない日が続いたんだけど、なぜか夜はいつも晴れていた。ヨットは豪快に波を切って北上を続けている。残念ながらイサベラ島とはこれにてお別れだ。
8. 旅行記
(2) 旅行記 2003年4月30日(水)
@ ウルビナ湾(ベイ)
A 野生のゾウガメ
B タグス・コーブ
C 雄大なパノラマ
D クジラはどこだ?
トレイルの始まり
ヴァージとリクイグアナにらめっこ中
シドと同い年カメ
まだまだ小さいゾウガメ 
藪の中のリクイグアナ
昨日のほうがよかったね
ダーウィン湖ごしに湾を望む
妙に決まってるエリカ
カッショクペリカンが多かったな
まとまった図
乱れた図
ぶれてるので動物編から外したけど、たぶんクロアジサシ
夕陽はこれがベストかな?
もう少しヨットをいれて







あの日、ガラパゴス諸島にて −ガラパゴス諸島旅行記−

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