12.次のロッジへ |
次の目的地はアバーディアNP。朝7時頃にアンボセリNPを後にする。 朝7時頃にアンボセリNPを後にする。アバーティアNPに向かうには一旦ナイロビに戻りその後、北上する。サバンナの国立公園が多い中で、ここは森林地帯のNPだ。標高も2400mと1600mのナイロビに比べさらに800mほど高所にある。 ナイロビまで戻り北側の道に入ると、これまでマサイ族の赤い服が目立っていたサバンナ地帯から、畑の目立つ農耕地帯に入っていく。このあたりはもともと農耕民族のキクユ族が多いそうだ。 茶畑が多い。キリマンジャロというぐらいなのでコーヒーが多いのかと思っていたが、もともとイギリスの植民地だったこともあり、利用するのは紅茶が圧倒的らしい。 昼頃、アバーディアNPふもとのホテルに到着。 |
13.山道を |
ふもとのホテルは豪華な雰囲気で、アンボセリとはだいぶ雰囲気が違う。食事もアンボセリよりはだいぶ良い。 食事をしていたら、クジャクのつがいが入ってきた。あまりに平然としてるのであっけにとられた。 食事後はホテルの4WDに乗り換えツリートップスへ。途中の山道はそれなりにハードで4WDで無いと辛いようだ。このあたりも茶畑が広がっているが、車はその間を縫うようにして山道を登っていく。 |
14.ツリートップスロッジにて |
さて目の前に現れたツリートップスロッジ。一瞬絶句する。 一瞬廃墟かと思うような古ぼけた建物。ツリートップスとはその名のとおり、もともとは木の上に建っていたロッジから来てるのだ。土台の木の方はすでに枯れちゃったらしいんだけど、それでも高い柱の上に建つロッジはかなり雰囲気十分。 チェックインを済まして部屋に案内される。部屋の作り方もかなり強引だ。とにかく狭い。ベッド2つ入れたらあとはほとんどスペースが無い。なにより建物全体がすごい。通路のそこかしこから木の枝が飛び出してる。ぶつけると危ないのでクッションを巻いてあるところが笑える。 ちなみにこのロッジ、その昔、エリザベス女王が泊まったことがあって、しかもその滞在中に前の王が急に亡くなってしまった為に、ここで即位したらしい。すごい由緒あるのである。 |
ケニアの旅
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