29.本島に戻る
翌日が祝日じゃなかったら、もう一泊して、ジュガンティーヤ神殿やアズールウィンドーなんかにも行きたかったけど、祝日ではしょうがない。朝になってもまだ迷ってたけど、散歩中に心を決め、ホテルをチェックアウトした。たった一泊だけの短い滞在だったけど、ゴゾ島は思ったより良かった。

いったん戻ると決めたら、迷いは無い。バス・フェリー・バスを乗り継ぎながら昼過ぎには再びヴァレッタの街に出現してた。
マルサルのバス停で
30.再び宿探し
祝日は何かと制約が多い。ヴァレッタの愛想の悪いインフォメーションもお休みで、またまたホテルを訪ねてまわることになってしまった。

マルタのホテルは星によって5段階に分けられてるんだけど、ゲストハウスを除いて、そういう星のついたホテルはヴァレッタには5つしかないのだ。5つ星のメリディアンは論外として、後は4つ。2つ星のブリティッシュホテルは作りは嫌いじゃなかったけど、おふとんがきれいじゃなかった。個人的にここは譲れないんだよね。なんで
3つ星のオズボーンとカスティーユに行ってみたんだけどっちもいっぱい。

そこでやむなくリゾートのスリーマに移動してみることにしたんだ。
ホテルの窓からの眺め
32.明日の予定
荷物を置いてさっきの旅行会社に引返したんだ。

残りの日数は実質2日。一日はイムディーナを周りたかったけど、もう一日は今のところ空白だった。漠然と海に出たいなって思ってたんだ。2つ案があった。コミノ島クルーズとシチリア島日帰りツアー。コミノ島にはブルーラグーンというそれはそれはきれいな海がある。シチリア島ももともと行きたかったところだが、一日でなにほど周れるかどうか。

だが、やっぱり僕はどこまでも貧乏性なのだった。別な機会にすりゃいいのに、しっかり明日のシチリア島ツアーに申し込んでしまったのだった。
これで明日は5時起きだ。
カーメライト教会の近くかな?
引き続きゴゾの写真で
フェリー埠頭から
31.スリーマ
スリーマのバス停で降りて、ホテルを探したんだけど、いくらリゾート地だからと言って、すぐそこにホテルがあるわけじゃない。どうも逆方向に歩き出してしまったみたい。

たまたま開いてた土産物屋さんのおじさんに「ホテルを探してるんだけど」って話しかけてみたら、「この先に4件ぐらいあるよ」って教えてくれた。このお店旅行会社もやってるみたいなんで、ついでにちょっと考えてたクルーズのことも聞いてみたらそういうのも扱ってるという。ホテルに荷物おいたらまた来いって言うので、
とりあえずホテル探しに戻ったんだ。

最初に見つかったのがスリーマホテル。3つ星で部屋も広かった。海の眺めも良かったし、特に不満も無かったのでそこにしたんだ。この判断が失敗だったんだけどね。
対岸にヴァレッタの街が見えてる
33.ふらふらっと
さて、明日の予定も決まってすでに3時頃。今からじゃ何をするにしても中途半端だ。今日はゆっくりスリーマを散歩でもするかと港をのんびり歩き出したときだった。ふっと港に泊まってる船の中の、小さい一隻の船に目がとまったんだ。
そうそれはスリーマ−ヴァレッタ間の小型フェリーだった。

もちろんヒマだったし、船の上はとても気持ちよさそうだった。僕は何かにひきこまれるようにふらふらと出航間際の船に乗り込んだんだ。

船の旅はわずか5分ちょっと。あっという間にヴァレッタに着いてしまった。時間は短かったけど、確かにやみつきになりそうなぐらい気持ちよかったのだ。

スリーマーヴァレッタ間のフェリー
34.何度目かのヴァレッタ
ヴァレッタに着いたのは良いけど、もちろんあてなんて無いし。まぁせっかく来たんだから少し落ち着いて街の風景でも撮影しようかと、その辺を撮影し始めたんだ。

港から高台にあるヴァレッタの中心までは坂道をてくてく登っていかないといけない。休日の街並みは人もまばらでとても静かだった。

聖パウロ教会の塔
あいかわらず狭い路地
普段のリパブリック通り
クイーンズ広場脇の道
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マルタ共和国の旅

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