3.言葉
  イギリスの統治が長かったので英語が通じるんだ。
でもそれとは別にこの国の人はマルタ語という昔からの言葉ももってる。
英語は確かに通じる(ちょっと訛り強い)けど、マルタ語も大事にされていてマルタ語の看板なんかもあちこちでみかける。マルタ語しか話せない人も思ったより多い感じ。
4.気候
  とても温暖。夏は暑そうだ。冬はそれなりに気温が下がってセーターが要るときもあるらしい。一年を通じて雨がとても少ないらしくって、水はとても貴重。水道水は海水から作り出してるそうだ。あと日差しが強烈。これから行こうという人は紫外線対策大事かもね。
5.通貨
  マルタはEUに加盟してないので、ユーロは使えない。通貨はマルタリラ(LM)でこっちの人はポンドと言うことも多い。今だと1LM=300円弱となる。さすが観光立国らしく日本円からの両替もまったく問題無し。休みの日は銀行閉まっちゃうけど自動両替機があるのでたいてい大丈夫。
6.歴史
  国としては歴史浅くっても、島の歴史はとても古くって紀元前8000年ぐらい前にさかのぼるらしい。紀元前3000年ぐらいの巨石遺跡群がいくつか発掘されていて、まとめて世界遺産指定をうけてる。でもその後の主要な歴史は16世紀まで飛んじゃう。もともと十字軍に伴って発足した聖ヨハネ騎士団が、イスラム勢力との戦いに敗れ、根拠地を求めてヨーロッパ各地を転々とした挙句、神聖ローマ帝国皇帝カール5世からこの地をもらって移ってきたのが第二の出発点。

このときのカールさんの条件というのが「年貢に毎年鷹1羽」、これが有名な「マルタの鷹」の話だけど、ま、皇帝としちゃどうでも良かったんだな。ちなみにこのカールさん、スペイン語でいうカルロスさんは、有名なスペイン・ハプスブルク家出身でスペイン王も兼ねてた。戦好きでヨーロッパ各地をものすごいペースで転戦し、そういう意味じゃかなりの切れものだったんだけど、おかげでスペイン国民は軍資金集めに搾り取られ悲惨な状況だったとか。奇しくもペルーのインカ帝国がスペインのろくでなしに滅ぼされたのもこの頃で、インカの金銀財宝がどっと流れ込んできていたにもかかわらず、全部戦に使っちゃってたすさまじい浪費家。関係無いけど。

さてこの頃、歴史に名高いロードス島攻防戦に勝利し意気上がるオスマントルコ帝国、1565年にはヨーロッパ進出の足がかりを作ろうと皇帝スレイマン1世は大軍を率いてマルタ島を包囲。これが歴史に名高い大包囲戦。スレイマンという名将相手にマルタの騎士団は大奮戦し、3ヶ月に及ぶ激戦の末なんとか撃退に成功。

その後は平和な暮らしが続いたけど、戦うことも忘れちゃった。おかげで1798年のナポレオン、エジプト遠征の際には戦わずしてあっけなく降伏してしまう。あっさりフランスの属領になったマルタだけど、ナポさんの統治がよっぽど悪かったのか、2年後ナポさんの天敵イギリスのネルソン提督に助けを求めてフランス野郎を一掃、その後は1964年までイギリス統治が続いたってわけ。
7.アクセス
  当然のように日本からの直行便は無い。イタリア、フランクフルト、ロンドン、パリなんかを経由して入ってくることになると思う。ヨーロッパではリゾート地として有名なので各地からの便あり。

場所柄中東やアフリカからの便もあるようで、安く行きたいならドバイのエミレイツ航空やアエロフロートなんかがいいんじゃない?
8.マルタの歩き方
  欧米人はレンタカーなんかで周る人も多い。でもオススメはやっぱり黄色い色がいけてるバス。値段も安いし、本数も多いのでどんどん使いたい。狭い国なんで車なんかでまわっちゃうとこの国のほんとの良さは見えてこないよ。ちなみにこの国のタクシーは一瞬耳を疑うほど高い。

マルタはどこでもその気になれば日帰りできるし、治安も良好、物価もまずまず。ちょっとルートミスしても取り返しが効くので、あまり旅慣れて無い人にもオススメ。旅先で出会ったT君は初海外がこの地だった。そうそうヴァレッタの街は宿が少ないので夏などのシーズン中に行く人は注意。スリーマやサン・ジュリアンに出ればなんとかなると思うけど。
1.マルタ共和国とは
  この国のことを知ってる人って、意外に少ないのかもしれない。
イタリアの一地方だと思ってる人もいるけど、そうじゃないんだ。
島としては古い歴史をもってるけど、国としての歴史はまだ浅く、最近までイギリスの統治下にあった。1964年に独立。1974年には共和制をしいてマルタ共和国として出発したんだ。
2.基礎データ
  構成 :マルタ島、ゴゾ島他5つの島
面積 :316ku(淡路島の半分ぐらい?)
人口 :38万人弱
首都 :ヴァレッタ
公用語:マルタ語及び英語
治安 :かなり良い。夜でも大丈夫。
    夜遊びはサン・ジュリアンあたりで。
9.ちょっと注意!
  あんまりこういうの言うのは好きじゃないけど、なんか伝え聞いてるところでは、マルタがらみで検索してると必ずぶつかるであろうとある日本人コーディネーター、あまり評判がよろしく無いみたい。かなり深刻なトラブルになったという話も聞いた。僕個人は会ったことが無いので絶対に確証があるわけじゃないんだけど、これから旅をする人は十分注意してください。マルタは、留学ならともかく旅行ぐらいなら日本人の手を借りなくても十分楽しめる国です。


マルタ共和国へ(2002年4月27日〜5月6日
マルタ共和国のことを知ったのは、実はそんなに前のことじゃないんだ。
去年の秋、ちょうどアメリカのテロ事件でガラパゴス行きがぽしゃって、代わりの行き先を探してたときだった。 
確かなことは何にも覚えてないなぁ。小さい国で知名度が低くて中味が濃そう。
そんなところが僕のマイナー魂をひきつけたのかも。
でもそのときは、まだちょっと世の中不安だったので見送ったんだけど。
 
今回も経由地に一番便利なイタリア往復の飛行機チケットが全く取れなくってほぼ諦めていた。
出発一週間前になって別の行き先の航空券のことで旅行会社に確認したら、
「ミラノ往復のチケットがとれました」ときた。
ちょっと迷ったけど、もともとマルタが第一希望だったから、すでに準備していた別の行き先を止めて
初志貫徹、マルタ島に行くことにしたんだ。

マルタ共和国の旅

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