ふざけた看板のお出迎え
胡同の小道
2.旅は道連れ
誰かも言ってたけど、中華料理を一人で食べたくないってのは割と共通認識みたいだね。最初は一人旅を考えていた僕が、突然連れを探し始めたのも行きつくところはそれが理由。

で、今回ひっぱりこまれた彼は僕の学生時代の後輩。ずっとダッフルコートを着てたので便宜上「ダッフル」と呼ぶことにする。なに、本人が嫌がろうが知ったこっちゃ無い。

日本航空に乗って日航ホテル(京倫飯店)に泊まって、ジャルパックツアー。まさにパーフェクトJALな今回の旅は京倫飯店に荷物を置いて、そのJAL尽くしから開放されたところから始まったわけだ。
3.無愛想の国で
市内及び市内に通じる道はかなり渋滞していて、僕たちが街に繰り出した頃にはすでに夕方が近かった。3泊4日なんてのはもともとそんなに余裕があるわけでもないし、時間はせいぜい有効に利用しようぜって訳で、何はともあれ一番手ごろそうな市街南部の「天壇公園」をめざしたわけだ。

北京の地下鉄ってのは環状線と東西線みたいのが走ってて東西線は出来てまだ間が無いらしい。観光ポイントをちゃんとおさえてるのでなかなか使える頼れるアイテムだ。

事前にネタを仕入れてて、予想はついてたんだけど、切符買うときの愛想悪さときたら無い。愛想笑いの一つも無いしキップは投げてよこす.。慣れるまではむかつくよ、これ。
4.最初の胡同
僕とダッフルは乗り換え一回をはさんで「前門駅」に降りた。このあたりは北京の浅草とでも言ったような風情。昔ながらの店や観光客相手の店が軒を並べてる。

この段階ですでにかなり夜だった。当てがあるような無いような感じで、ともかくも南へ歩き出した僕たちはしかし脇道にそれたりあたりを散策したりしてなかなか前に進まない。

いつしか僕たちは近くの胡同(フートン)に入り込んでいた。夕方の胡同はどこかせわしなげで、とんがった雰囲気を漂わせていた。僕たちはどこか居心地の悪さを感じながら、通り抜けていく。露店で料理を出しているところもあり、心ひかれたが、初日からおなかを壊すと大変なので、後日の楽しみに、このときはそのまま胡同を後にした。胡同を抜けた頃にはすでにだいぶ暗くなっていた。この頃までにはもう、天壇公園に向かう気持ちはどっかに行っちゃってた。(笑)
ホテル近くのマック、マックはいっぱいあった
地下鉄の駅で
乗換駅「建国門」
正陽門と2輌連結バス
すでに夜
1.映画「こころの湯」を見て
昨年、一本の映画を見たんだ。

「こころの湯」というその作品は、最近インディー系じゃわりと人気のある中国映画だった。
舞台は北京。主な登場人物は年老いた父親と南部の都会から帰省してきた長男、それにちょっと頭の弱い次男の三人。再開発により強制立ち退きの決まった北京の下町の銭湯で、昔ながらの頑固オヤジと、深釧で都会の豊かな暮らしがすっかり板についた息子との葛藤を軸に、微妙なストーリーを展開していくのだ。

ま、内容の方も心温まる素敵な話だったんだけど、この作品の舞台になっているのが「胡同(フートン)」といわれる中国の伝統的な生活形態をもとに発展してきた下町だった。北京には現在もまだ多数の「胡同」が残っているんだけど、それが急速な都市再開発のあおりで、どんどん数が減ってきているんだそうだ。僕が北京に行こうと思ったのは、まぁ「万里の長城」が見たかったってのもあるけど、やっぱりこの「胡同」ってやつを一度見ておきたかったからなんだ。


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北京の旅

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