24.社会見学?
コンベはさっぱり現れない。昼間の日差しは相当強烈なので、勝手にスタートを遅らせてしまったのかそれとも単に寝てるのかどっちかだと思いながら、コテージの前にあるイスに腰掛けてのんびりしていたら、先ほどゲートのところで見かけた小学生達が先生に引率されてぞろぞろやってきた。社会か理科の授業らしい。みんなうれしそうに手を振ってくれるので、僕もうれしくなって手を振り返した。タンザニア国民はたぶんこんなところに来ることはめったに無いに違いない。ライオンを見たことの無いタンザニア国民は多いんじゃないだろうか?それを思うと複雑な心境になる。

小学生達はすぐ先の丘の上に集まって先生から何やら説明を受け、再び僕の前を通って帰っていった。
これは2回目、中央にいる
26.木の上は・・・
数台の車が集まっているところがあった。木を見上げて何か言ってるので、たぶんヒョウだと思ったらやはりそうだった。

以前ナクルで見たときもそうだったが、これが見分け辛いのだ。コンベに何度も何度も教えられるのだがさっぱりわからない。最終的になんとか当たりはついたが、これは手ごわかった。この後も別の木に2頭いたりして、ヒット率は高かったが、木の上にいるのはどうも見づらい。一度地面を普通に歩いているヒョウを見たいものだ。
27.再びチーター探し
ここにもチーターはいる。
ゴンベはここでもがんばってくれた。
ちょうどヒョウを見つけた後で、木の上ばかりに注意を向けていたとき、突然ゴンベが「おっ」という掛け声と共に、車を移動させ始めた。「チーター」という。草原の茂みの中に隠れているらしい。前回のケニアのときといい、この人達の目の良さにはあきれるばかり。

場所はほぼ特定しているのだが、近づくルートが無い。しばらくわからなかったのだが、何度も説明されるうちに、やっとどうにか個体だけは確認できた。しかし、チーターは車とは反対の方向に移動しているようで、だんだん離れていってしまう。結局これが唯一チーターを確認できた瞬間だった。だが、それにしても遠かった。いつかセレンゲティで出会いたいものだ。
25.親というものは
やっとコンベが現れた。案の定、寝過ごしたらしい。というわけで、やっとサファリ出発。時間ロスは惜しいが、真昼の太陽は過ぎていたのでかえってちょうど良いぐらいだったかもしれない。

ンゴロンゴロほどでは無いにせよ、ここの動物もなかなか種類豊富だ。前評判どおり象が多い。家族単位で動いていることが多く、小象がいる群れでは親がしきりと威嚇してくる。がっしりしたサファリカーとは言え、象に突進されたらひとたまりも無さそうだ。コンベは全く気にしていいないが、こっちは慣れてないので緊張する。
キリンに象
ちょっと機嫌悪いようだ
これじゃわからんよなぁ
親が車の盾になる
小学生達
28.日没
草原あり、森林ありとここの地形はなかなかバラエティ豊かだ。ライオンはここでも距離が遠くってちょっとがっかりだったが、ただ走ってるだけでも気持ちが良くなる風景だ。

そうこうしているうちに夕日がだんだん落ち始め、日没が迫ってきた。太陽がひときわ大きく輝く。シマウマが群れているバックに太陽が沈んでいく様は、これぞアフリカ。写真は上手く撮れなかったが、まさに今回のハイライトだった。
タンザニアの夕陽


タンザニア

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