HOMEトルコ編TOP>旅行記2日目その2                       

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トルコ 2005年7月29日(金)〜2005年8月9日(火)  7月30日(イスタンブールその2) 
 地下宮殿
  モスクの次は地下宮殿を目指す。途中で露店でトルコの名物アイス、ドンドルマを買い食いしながら、移動する。ちなみにドンドルマってわしゃあんまり好かん。普通の方がいいやね。

地下宮殿はアヤソフィアのすぐ近く。宮殿といいつつ実は貯水池で、532年にユスティニアヌス帝が造ったそうだ。黒海の近くの貯水池から20qぐらいを水道橋でひっぱってきたらしい。この施設、スルタンアフメットのど真ん中にありながら、最近まで存在が忘れられていたというファンキィな施設だ。当然中は真っ暗で底は水が流れてる。地底人でも出てくるんじゃないかって雰囲気。一人だとかなり怖いと思う。根元にメドゥーサの彫刻がある柱が有名なんだけど、これがどういうわけか、横向きとさかさま。これは、建設当時によその廃墟から建築資材を運んできて、美術品とは考えずにただの資材として使用したため、こういうことになったらしい。ついでに貯水池にはたくさんの魚が泳いでる。
インパクトはけっこうある施設なので、見て損は無いと思う。

必見4部作はいちおう完了したので、さてどうするものかと考えた。とりあえず金角湾にかかるガラタ橋のほうに行って見ることにした。橋のたもとのエミノニュ駅まで短い距離だがトラムを利用してみる。とらムもメトロも均一価格1.1YTL(100円ぐらい、8月現在)。古い町に似つかわしくない近代的なフォルムだ。
ちなみにガイドブックではエミノニュ駅が終着駅とあったが、どうも橋を渡って新市街のカバタシュまで既開通済らしい。

橋の付近は地元の人でごったがえしている。ガラタ橋も重要だが、このあたりの桟橋からアジア側とを結ぶ渡し舟がたくさん出ているのですごく混雑してるらしい。橋の上には釣り人がいっぱい。長い釣り糸をたらし魚を釣っている。それなりに釣れてるようだ。橋を渡ったら、せっかくだからその先にそびえてるガラタ塔に登ってみたくなって、そっちに向かってみた。
  暗い雰囲気

なぜ横向き? 
 ガラタ塔
    ガラタ塔は塔自体も高いが、さらに高台に立っているため塔までたどりつくのが大変。汗をかきながら塔まで登ると塔の中にはエレベーターがあって楽〜。

この塔、もともとは灯台が原型らしい。それを14世紀にジェノヴァ人たちが監視塔に改造したそうな。んで実際に登ってみると、さすが高さの相乗効果。眺めは最高!天気も良く風景を堪能する。う〜ん、気持ちいい。

夜にはこの塔でベリーダンスのショウもあったりするそうなのだが、あんまり評判が良く無さげなのと高かったのでやめた。ちなみにこの塔で定食を食うと、何と!75USドルもするらしい。デノミまでやった国がそんなに思い上がったらあかんやろぉ。やっぱりイスタンブールはどっかおかしいっす。豊かな観光資源の上に胡坐かいてるとしかおもえまへん。
  
ガラタ橋の上、釣り人だらけ

 
ガラタ塔から
 バザールと食事とハマムと
   
エジプシャン・バザール

ハマム内部

坂を下りてガラタ橋を渡り旧市街に戻る。すぐそばにあるイェニ・ジャミィで休息。ほんとはスレイマニエ・ジャミィとリュステム・パシャ・ジャミィも行っておきたかったんだけど、時間が無くてあきらめた。

エジプシャン・バザールに足を踏み入れる。名前の由来は別にエジプトの特産品を売ってるわけではなく、昔、エジプトからの貢物を集めて設営されたことから来ているそうな。スパイスを売ってる店が多いので、別名スパイス・バザール。すごく庶民的名感じと独特なニオイがなかなか良い雰囲気。怪しげな雰囲気ほどに治安が悪いくわけでもなさそうだ。ここは時間があったらもっと散策してみたかったねぇ。

このあたりも日本に比べると夜が遅いが、さすがに夜が近づいていた。スィルケジのあたりで適当なレストランに入る。ヨーグルト入りのケバブを頼んだが、最初は 美味しかったものの後半はちょっと飽きた。絶品というわけじゃなかったな。値段も安くなかった。

その後、いったんホテルに戻ったが、せっかくなので近くのハマムに行ってみる。店は10時までなのだが、9時過ぎに行ったらとてもすいていた。ガイドブックに載ってる店で、基本的に観光客相手のようだ。僕が最後の一人になったようで、広い風呂場にぽつんと一人ででちょっといたたまれない雰囲気。おじさんのマッサージは確かに上手かった(痛かった)が、チップをおねだりしてきたので、がっくり。イスタンブールにはどこに行っても気が休まるときがない。必ずどっかで掠め取る算段をしている。長い目で見るといつか自分達にはねかえってくるんじゃ無いかと思うけどね。ちなみにイスタンブールのハマムはとても高いので、可能であれば地方のハマムに行った方がいいでしょう。
 

 ライトアップ
  ぶらぶらとアヤソフィアまで歩く。すでに10時をまわっていたが、土曜日だったせいか、噴水のあたりにはたくさん人が出ていた。この時間になるとさすがにうざったい連中もいなくてほっとする。アヤソフィアもブルーモスクもライトアップされていて、美しい。
ひとしきりあたりを散策してから、ホテルに戻った。明日は長距離バスの日。旅はまだ始まったばかりだ。

  
ライトアップ・ブルーモスク                 ライトアップ・アヤソフィア
Republic of Turkey 2005年7月29日(金)〜2005年8月9日(火)
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